ボカロ曲で学ぶ音楽理論-コード編00:コードって何?メジャー・マイナーコード

皆さんごきげんよう。IWOLIです。

ボカロ曲で学ぶ音楽理論シリーズ

今回から遂にコード和音について解説していきます。

僕は恐らくここが、音楽理論で最も躓きやすい所ではないかと思います。

やはり専門用語のオンパレードになりがちな上に、

和音そのもの感覚的に理解しづらいと思う人が多いのだと思います。

実際に僕も結構苦労を経験し、今も勉強中の身ですが、

それだけに、まだ分からないという人へ、

僕の分かっている部分だけでも伝えられればなと思います。

今回はコードの初回という事で、いっちばん最初に知るべき、

「なーんも分からん!コードって何!?」という疑問を解決できるようにお教えしていきます!

特に基本になる部分のため、「キー・スケール編00」の様に、

これと言った参考のボカロ曲は無いのですが、

所々でボカロなどに関する小話を挟んでいきますのでお付き合いください。

コードとは「異なる音の組み合わせ」!

まず今回のテーマである「コード」そのものが何なのか。

コード、日本語で言う「和音」とは、

複数の異なる音程が同時に鳴っている音の事です。

例えば二つの音が鳴っていてその構成が、

ド・ソ であったり、

ド・ミ であれば和音です。

よく言われる、

ド・ミ・ソ は、3つで構成される、和音の基本中の基本と言える組み合わせですね。

逆に、複数の音が同じ高さで鳴っている場合はユニゾンと呼びます。

例えば同じ「ド」が複数の楽器で鳴っていたり、

オクターブ違いで鳴っていても同じ音名の「ド」であればそれはユニゾンです。

ここで実際に音で聴き比べてみましょう。

この動画では2本のシンセが鳴っていますが、

どちらもC3、基本となる「ド」を鳴らしているのでユニゾンです。

ちゃっかり導入したばかりのSurge XTなるフリーシンセを使ってみている

こちらでは、オクターブこそ違えど、

一方はC3、もう片方はC2の「低いド」を鳴らしているのでユニゾンです。

一方このパターンですと、

一方がC3に対し、もう一方が「G3」、

即ち「ソ」を鳴らしているので、ド・ソで構成される和音、

パワーコード」を鳴らしています。

 

また和音にはこんなパターンもあります。(音量注意!)

凄い不快感ですよね…

これは一方の「C3」に対して、

もう一つが「C♯3」という、半音上の音を鳴らしています。

複数の音が半音など接近した状態で鳴った時のこの不快な音を、

不協和音と呼びます。

ボカロ界じゃ有名な、まさに「あの」不協和音ですね~

KazearashiP – 右肩の蝶

※もちろんこの曲のこのタイミングでは鳴ってないはずです。不快じゃないし

例えば楽器の練習や、複数の音源を鳴らした時などで、

混ざって濁った不快な音がした時はこの不協和音が鳴っている事が多いでしょう。

楽曲を作る時はなるべくこの不協和音を避け、

調和がとれている音、協和音を使っていく必要があります。

超・超・超例外パターン:不協和音で曲を成立させてしまう天才

基本的に不協和音である時点で不快なため、普通は使い物にならないはずなのですが、

稀にこれを楽曲に取り入れ、そしてそれが心地よく思えてしまう例外パターンも存在します。

僕が最初に知ったパターンは、ビートまりお氏の名アレンジ、

「最終鬼畜妹フランドール・S」でしたね。

一番最後に、ピアノを思いっきりぶん殴ったような奇妙な音が鳴ります。

※こちらはまろんさんがリメイクした「超」の方ですが。

ただこちらは最後の「キメ」に使われているのでまだ現実的かもしれません。

もう一つがとんでもない…!

それが柊マグネタイトさんの「マーシャル・マキシマイザー」です。

敢えて解説の方を紹介します。

こちらの19:07から始まる怒涛のピアノパート解説がもう…

狂気の沙汰と言わざるを得ない、恐るべき不協和音の嵐です。正に天才。

ただあまりに高等テク過ぎるのでよい子は真似してはいけません。

常人には使い物にならないニッチなテクは置いておいて、

ここからは不協和ではない、普通に使える和音について解説していきます!

コードの初歩!メジャーとマイナーコード

今回は基本の中でも特に重要なコードを二つ紹介します。

コードは、含まれる音同士の間隔・距離によって名前が変わり

それぞれが持つ響きや雰囲気も変わります。

ただ、「ドレミファソラシ」と「♯・♭」だけで済んだ音名とは違い、コードは組み合わせです。

片っ端から上げれば夥しい数になるのは目に見えているので、

今回は数を絞り、その雰囲気の違いを比べるまでに留めておきます。

ここからはコード名の表記に、一般的に使用されるアルファベット表記を使います。

もし、ドレミとABCの対応がまだ曖昧という方は、以下の記事にて解説していますのでご参考にどうぞ!

ボカロ曲で学ぶ音楽理論-キー・スケール編02:キー・メジャーとマイナーの話 ~”オーバーライド”の巻

メジャーコード

まずこれが無けりゃ始まらない!メジャーコードです。

例えばこちら。

ピアノやエレクトーン教室なんかで最初に弾く(かもしれない)コード、

「ド・ミ・ソ」の「Cメジャーコード」です。

鍵盤で見ると以下の様に、

白鍵が一つずつ空いていますね。

ただ「白鍵が一つずつ」という数え方はあまりよく無いかもしれません。

どちらかというとこのように、

青で示したように白鍵・黒鍵合わせて考えた方が、

後々のコードも理解しやすいと思います。

即ち、「半音〇個分空いている」という数え方です。

ここからメジャーコードとは、

  • 第1音
  • 第1音から半音3つ分空けた第2音
  • 第2音から半音2つ分空けた第3音

で構成されていると言えます。

そして、構成音の中で最も低い第1音アルファベットで表記するため、

第1音が「」なら、Cメジャーコードとなります。

 

そしてこれは言い換えると、第1音が例えば「」になれば、

Dメジャーコードも容易に導き出せますね!

正解はこちら!

構成音はこんな感じです。

「あれ?白鍵の『ファ』じゃないの?」と思った方、

良い質問です!

試しに間に飛ばされた鍵盤を数えてみましょう。

この通り、「ファ」ではなく「ファ♯」を使っているから、

レ~ファ♯までで半音3つ

ファ♯~ラまでで半音2つとなっています。

Dメジャーコードの構成音はこの通り、

レ・ファ♯・ラ

の三つになっています。ちょっと押しづらいですね。

じゃあ レ・ファ・ラ だったら…?

それがお次のコードです!

マイナーコード

二つ目に有名なのがこのマイナーコード

それが例えばこんな音です。

上手く説明できないけど、なんだか悲し気な感じがしますね。

これがさっきも話した「レ・ファ・ラ」で構成される、

Dマイナーコードです。

構成音がこちら。

この通り、白鍵のみで構成されています。

白鍵だけで見ると、Cメジャーと同じで一つ飛ばしですが…

黒鍵も踏まえるとこの通り、

  • 第1音~第2音:半音2つ
  • 第2音~第3音:半音3つ

と、第2音の位置がズレて、各音同士の間隔が変わりましたね!

コードはこのように、半音が幾つ分空いているかによって、

雰囲気や名前が変わります。

余り詰め込んでもしょうがないので、

今回は超基礎となる、

このメジャーコードマイナーコード間隔を覚えていってくださいね!

まとめ

少しあっさりかもしれませんが今回はここまでとしておきます。

お疲れ様でした!

あっさりと言っても、ここが音楽理論でトップクラスの躓きどころだと思っています。

しかしこれを飛ばしてもなかなか作曲には繋げ辛いと思いますし、

理解できた時の脳汁、快感が尋常ではないので!

知ってほしい!伝えたい!教えます!!!(強制)

という事でかなり長めの続き物になるかもしれませんが、

少しずつ進めていきますのでお付き合いください!

一緒にコードを学んでいきましょう!

ではオヤカマッサン~

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